シロモチクン
シロモチくん
藤堂高虎公がまだ若く貧しい頃、餅屋の商品をつまみ食いをしてしまったのに、餅屋のご主人は優しい言葉をかけて下さり、それに感謝した高虎公が"人の情けを忘れないように"と、藤堂家の旗印を「白い三つ丸餅」とした。シロモチくんはその旗から生まれた精霊。
伊勢神宮への参宮街道を城下の市街地まで引き入れる等、人々の交流によって津の街の繁栄に努めた高虎公が伊勢の国(現在の三重県)へと入府して400年の節目となった2008年に高虎公が描いた夢の津市の手伝いをもっとしたいと、津城下町に現れたようだ。
高虎公愛用の黒漆塗唐冠形兜(クロウルシヌリトウガンナリカブト)をモチーフにした兜で、本人は"うさ耳兜"と呼んでいる。予備がいくつもあるようで、時々色や形が変わったものを被り、オシャレを楽しんでいるようだ。津では珍しい大雪が降ったある日、嬉しさで一杯になり、急いで外に飛び出した時、"うさ耳兜"と間違えて"ポリバケツ"を被って外に出て、雪だるまと間違われたことがあるらしい。
一部で"メタボリックきゃら"と言われているのをとても気にしているようで、最近腹筋運動を始めたとの事だが、お腹がつかえてどうもうまくいかないらしい。
いつも友達のハンゾーくんには、「腹が減っては戦が出来ぬ」などと言っているが、「そんなに食べたら動けなくナルゾ〜!!」と注意をされてる。
ちなみに1段目は粒あん、2段目はこしあん、3段目は津名物のイチゴ大福で出来ているとのうわさも。
所属都道府県 / 三重県